アートビリティとは?
アートビリティについて
■ 概略
  印刷事業を中心に、障害者の職域開拓をおこなってきた社会福祉法人東京コロニーによって、障害者アーティストの才能を活かすために、1986年『障害者アートバンク』として設立されました。それまでの障害者芸術運動とは異なり、障害者アーティストの持つ才能を活用することで、所得面を中心に社会参加を促そうとした画期的なシステムです。設立から20年あまりが経った現在では、約200名の作家による3,000点以上の作品がストックされた堂々たる芸術ライブラリーに成長しました。

  設立当時から「才能に障害はない」を合言葉に、作品そののものを評価することを心がけてきました。その理念をより明確に打ち出すために『障害者』という冠をはずし、2001年に『アートビリティ』と名称変更をおこない、現在に至っています。



■ システム
  アートビリティのシステムは、全国から応募された作品を審査し、合格した作品のみをポジフィルムやデジタルデータの形で保存し、それを企業や団体などに有料で貸し出し、その使用料の一部を作家へ還元するというものです。(6割が作家へ支払われ、4割がアートビリティの運営費に充てられています。)

  審査会は2ヶ月に1回、奇数月の末に開催されています。フリーランスのグラフィックデザイナーや、デザイン会社に勤務するデザイナーで、事務局の立会いのもとに厳正な審査がおこなわれています。
  応募作品は、毎回100点前後あります。そのうち合格するのは10点ほどで、たいへん厳しい、狭き門となっています。
  すでに登録されている人気作家でも、毎回、審査会を経て作品が登録されるため、ときにはアートビリティ大賞受賞作家でさえ審査に落ちてしまうこともあります。
  この厳しさが作品の質の高さを生み、今ではクオリティの高さにおいてクライアントから信頼を得るまでになっています。年間、約300点あまりの作品が、冊子の表紙やチラシ、ポスター、カレンダーなどなど、さまざまなメディアを通じて世の中にデビューしています。

  登録作品はアートビリティホームページで公開され、審査会で合格をした新規登録作品も、審査会当日の午後にはホームページで見ることができるようになっています。



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