アートビリティ大賞


第35回アートビリティ大賞式典

 

2023年12月1日(金)に、第35回アートビリティ大賞式典を開催しました。

 本年度は新型コロナウイルスの感染状況が一部緩和したため、初めての会場となるTKP新宿カンファレンスセンターホールにて、4年ぶりの対面での式典を開催いたしました。協賛企業のご来賓と審査員代表、受賞者の方々やご協力・後援をいただいている企業の皆様、作家の皆様に御列席いただき、表彰式を行いました。

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アートビリティ奨励賞、澁田大輔さん

 今年は、奨励賞の定義を見直し「作品のオリジナリティ・技術面ともに将来が嘱望される作家に贈られ、登録歴が10年以内の新進気鋭な作家」として選考しました。
 澁田大輔さんは、登録されてから9年、コンスタントに作品の応募を続けていることに加え、その作品の表現力の高さ、そしてご家族のサポートの元作品展など作家活動を積極的に行っていることから今回奨励賞の受賞となりました。

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三菱HCキャピタル特別賞、石附若菜さん

 石附若菜さんの明るくポップな作品は見るものを元気にします。
 自らの苦手を克服すべく、アナログで描いた絵をPCで取り込み着色する新たな技法をとっていたり、作家活動も積極的で、地元福島県で作家展を開催するほか、ワークショップを開き、参加者に絵を描く楽しさを伝えるなど幅広く活動したりと、さまざまな活動に取り組む姿勢が「三菱HCキャピタル特別賞」の定義にふさわしいと、この度の受賞となりました。

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アートビリティ大賞、Meriさん

 Meriさんの作品は、特徴的なモチーフがどこか人を引き付けるところがあります。
 油彩で表現される、日常の、ふと見落としてしまいそうな風景は、作品を通して私たちに何か語り掛けてきます。
 技術的にも申し分なく、正統派なアート作品であるにも関わらず、アートビリティでは長年受賞に恵まれませんでした。
 しかし、この度受賞されたことは、商用デザインで使用されやすいアートが受賞する機会が多かったアートビリティにとっても、正統派アートにとっても革新の一歩と言っても過言ではありません。アートの多様性が認められたと、選考委員会では考えています。

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 第36回の3賞受賞に向けての選考は、既にスタートを切っております!
 来年度の3賞に輝く作家の方々は、どなたになることでしょう!??
 今年度は、4年ぶりに対面でアートビリティ大賞式典を開催できましたこと、、各賞受賞者の方々、登録作家の方々、日頃よりアートビリティをご支援いただいているクライアントの皆様、スタッフの皆様、改めまして御礼申し上げます。

アートビリティ事務局