Q&A

ユーザーからの質問

  1. 1. アートビリティの作品を使用してみたいのですが、料金はどのくらいですか?
    冊子の表紙に使用された場合、1点、50,000円。ポスター、70,000円。チラシ、40,000円。というのが基本価格になります。このうちの60%が障害者アーティストへの著作権使用料となります。その他の媒体や詳細につきましては、利用料金表をご覧ください。
    また、使用する媒体のサイズや点数、目的などによっては、料金に変動があります。事務局までお気軽にご相談ください。
  2. 2. どんな作品があるのか見てみたいのですが・・・・。
    「作品を見る」をご覧ください。また、「作品検索」より、キーワードを入力することによって、イメージに合った作品を探すこともできます。 不明な点はご遠慮なく事務局までお問い合わせください。
  3. 3. 原画を貸してもらいたいのですが。
    アートビリティは、作品の複製物(データ)を媒体へ有料で貸出しをする事業です。基本的には原画の取り扱いはしておりません。ただし、趣旨や内容に問題がない場合には、作家と相談の上、原画をお貸しすることもあります。詳細は事務局までお問い合わせください。
  4. 4. 気に入った作品を、独占使用したいのだが、対応が可能ですか?
    一例として「年間を通じて使用、それを五年契約で、その間は他での使用はしない」、という独占使用例があります。その場合、その作品が年に五回使用されたとして、同じ料金(50,000円×5=250,000円)を頂いております。
    また、独占使用は、年間ごとに更新いただいております。 作家や作品、使われる媒体によって料金は変動しますので、詳しくは事務局までご相談ください。
  5. 5. 気に入った作家に、オリジナルの絵を描いてもらいたい。
    基本的に描き下ろしのご依頼は承っておりません。才能があっても現状の社会システムの中では、絵を描き続けることが難しい障害者アーティストたちが登録されています。そのためにアートビリティのシステムがあると考えています。ただし、作家によってはお応えすることが可能な場合もありますので、事務局までご相談ください。
  6. 6. 作家のプロフィールを知りたい。印刷物に載せてもかまいませんか?
    使用される媒体をお知らせいただければ、事務局より作家のプロフィールをお伝えします。ただし、プロフィールを公開していない作家もおりますので、その場合はご容赦ください。
    また、障害によっては、本人が載せてほしくない場合もありますので予めご了承ください。
  7. 7. 貸出しデータの大きさを教えてください。
    アートビリティでは、合格作品を全てプロのカメラマンに委託し、撮影、データの形で保存しています。また、データの解像度は350dpi、およそ10MB前後のjpg画像となっております。

作家からの質問

今までに寄せられた質問の中から、代表的なものをあげてみました。
作品を応募する時のご参考になさって下さい。

  1. 1. どんな作品が登録されやすいのか?
    特に登録されやすい傾向や決まりはありませんが、印刷物等に使用される事を前提としているので、前向きなイメージを感じさせる明るいテーマの作品が好まれます。また、季節感のある作品や、人の心を和ませる作品も人気です。
    色使いが極端に暗い作品、テーマが怒りや不安といったマイナスのイメージが感じられる作品は、登録される可能性が低いことをご了承ください。 なお、写真や彫刻、織物、立体オブジェ、書等につきましては、審査の対象外となります。
  2. 2. 自信のある作品が落された。作品の審査基準を教えてほしい。
    アートビリティの審査会は、作品の芸術性を評価する場ではありません。あくまでメディアで使用されることを前提とした、アートビリティの世界に適合するかどうかを審査します。ユーザーが使用する可能性が高い作品が選ばれ、たとえ芸術的に優れた作品でも、ユーザーが使用する可能性が低い物は登録されません。
  3. 3. なぜ、すべての作品を登録してもらえないのか?
    アートビリティは、障害を持つアーティストの所得支援を目的とした民間の社会福祉法人が運営する「事業体」です。作品の登録には、作品を撮影するための費用、デジタルデータに変換するための料金等が事業投資としてかかります。所得支援事業を運営していくため、使用が予想されない作品は登録の対象外となることをご理解ください。
  4. 4. 登録された作品を、他の事に使ってもかまわない?
    アートビリティは、作家の「作品複製物(ポジフィルム及び、デジタルデータ)」の使用を事業の中心としています。著作権を使用することも、作品の所有権をアートビリティが持つ事も原則としてありません。登録した作品を作家が画廊等で販売する事や、他の事に使用する事も自由です。ただし、その場合には、(特に作品の購入者に対しては、事後のトラブルを避けるために)作品の複製物がアートビリティに登録されており、印刷物となって公開される可能性がある事を説明し、了解を得る事が必要でしょう。
  5. 5. どれくらいの収入がある?
    作品の使用料の60%が作家の方へ支払われます。お支払いは、源泉料を差し引いた額をご指定の銀行口座にお振込みいたします。
  6. 6. 作品は未発表のものに限られるのですか?展覧会に出展した作品があるのですが。
    作品の著作権は、作家にあります。よって、作品についての履歴は、いっさい問いません。
  7. 7. 審査員は、どんな人達がいるの?
    審査員は、普段は広告代理店やデザインオフィス等で活躍しているグラフィックデザイナー、美術系大学の教授を中心とした5名のメンバーです。毎回、事務局のスタッフ立会いのもと審査会が行われ、ユーザーが見学する事もあります。
    いわゆる障害者芸術や、美術関係の専門家による審査とは違った観点で行われていているのが(登録作品がメディアの使用を前提としている事、それを貨幣価値に還元するのが目的)特徴的です。
  8. 8. 作品を直接持っていくので評価をしてもらいたい。
    アートビリティでは、審査会においてのみ作品の選考を行っております。それ以外の選考は一切おこなっておりませんのでご了承下さい。
  9. 9. 作品審査会での合格率はどれくらい?
    毎回、約200点ほどの応募がありますが、登録されるのはそのうち30%前後です。登録点数には特に制限はありませんが、使用されることを前提として作品を選び、今後はプロとして活躍できる人材のセレクトとなりますので、たいへん厳しい審査であることをご理解ください。
  10. 10. どんな作品が登録されているのか知りたいのですが。
    「作品を見る」のコーナーで、作品をご覧いただけます。
  11. 11. 審査会で合格したあとは、どうなるの?
    アートビリティとの間で、著作権使用についての契約書を取り交していただきます(契約は2年毎の更新)。合格した作品は広くPRするために、アートビリティホームページにて公開し、また事業案内などの広報ツールにも掲載されることがあります。ご了承ください。