題字「星」145

子供が遊ぶ海はほほえましく創造性に富んでいて楽しい。じかんも母親の呼ぶ声も忘れて夢中になっている姿は天才の仕事ぶりによく似ている。私はさっぱり仕事に熱が入らないから、凡人なのだ、と思いつつ絵筆を走らせていたら急に夕立がおそってきた。大変だ車椅子をこぐ手に力を入れたら、急に車が軽くなった。誰かが押してくれたのだ。気がついたら私はすべり台の下にいた。名の知れたワン白坊主が私を見てニッと笑った。うれしいボランティアである。

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