題字「星」161

絵のオジサーン、絵の先生と後ろで大勢の子供が呼ぶ声がする。ふり返ると保育園の子供達が門扉にむらがって私をよんでいる。下校時の1年生や幼稚園の子供にであうと必ず呼び止められ私の仕事?が始まる。

子供たちは腕にウサギやカブト虫を描いてくれとゆう。昔、写し絵という遊びがあった。その頃、私は重い脳性マヒの幼い子に毎日、絵便りを書き続けた。ウサギとカブト虫はその子に描いた絵便りのものと同じ図ガラだが、脳性マヒの一郎君の笑顔はもう見ることができない。

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