題字「星」240

万が一、長者様になったら、私設美術館を建てたく思います。その中には子供部屋を併設したく思います。

その部屋の中には世界各国の絵本、玩具、その他もろもろの子供時代の、したわしく、ゆかしく、いとおしく懐かしい物どもが展示されます。壁にはなんと、私の教室から誕生した児童画がズラッと展示されます。

己れにきびしく優しい作です。おりにふれ児童画の素晴らしさを吹聴する私に児童画は歴史に残らんでしょうが、と、人が言います。名画と肩を並べる名品もあるのに・・・・歴史の波にさらわれぬよう私設美術館に永久保存です。子供部屋を訪れた人は、児童画や玩具に心なごませ、こだわりを捨て、床に大の字となって横たわり、ますますリラックスして下さい。子供部屋はその為に用意しました。子供のようにこだわりを無くしたら、本来持っている力も発揮されます。いつの日か、私の美術館に来場下さって、子供部屋に是非どうぞ。お待ちします。

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