題字「星」287

ピカソは流麗な線で鳩を描きました。平和な青い空によく似合ったモダンな鳩で思わずステキと私が女性だったら口づけし、キュッと抱きしめたくなる画風です。 日本の現代洋画家「猪熊弘一郎」の鳩もみごとです。 鳥とか、魚とか、形を少しくずしたり、デフォルメするとこの上なくすばらしい画材です。
私もよく鳥を描きますが車椅子の私は希望の象徴として飛びたちたい思いを鳥に託して描いているのかもしれません。
子供の頃よく小鳥を飼いました。首を細い棒状の物でこすると喜んで毛をさか立て恍惚として首をのばすゆかいな目白を飼いました。
のびた首3cm以上、今でしたらマスコミのスターとなり私ともども、ハリウッドで、活躍していたかもしれません?
私は一生青い鳥さがしの毎日ですが、ムシロに乗り道ばたの石コロのように毎日を過ごしていた私の少年時代、人々の幸不幸がよく見え信実の青い鳥とはなにか、よくわかる気がしました。その頃、餌づけた雀がいつも背中に乗っていました。

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