題字「星」314

美を追い求めるはずの芸術家の先生がゴミやカビとかたく手をむすび汚れ放題・・・、傑作もその中で誕生した。文化的価値絶大の文献の中にもこんな話が掲載されていますから、綺麗嗜好の私は尊敬する先生がゴミにうずまっていた事実を知る度に呆然自失です。
かの楽聖ベートーヴェン大先生も驚くほど質素な狭い部屋の中で汚れと友人だったとか。
できるなら、掃除もすませて身も清めて、机に向かいたい私など、芸術家の風上にもおけない人種かもしれないと、自信をなくしがちです。

さて、私以外の我が家の住人達は、立派に大芸術家の気質を持ち、汚れもゴミもちらかしもさっぱり気に致さない大天才たち。
しかたがない・・・。
移動する度におかたずけをしながらむこうに行き、ゴミを捨てこちらに来て、それをくりかえし人間掃除機と化して早、○○年です。

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