題字「星」321

春、早々、おどけたお話、お許し下さい。来年の話をすれば鬼が笑うとか、申します。昨年の話をすると鬼は怒りだすかも、と思いつつ、この星は14年1月に書いています。先月12月、子どもが待ち望んだクリスマスのこと、笑いと打たれた2つの話を是非、皆様にお伝えしたく、季節はずれの星となりました。

アノネ、サンタさんが来てくれたんだ。他人のサンタさんさえプレゼントくれるのに両親は僕にプレゼントくれなかったんだよ。僕は泣きわめいて怒ったよ。

アノ…サンタさん来なかったの。でも今年は私がサンタになってお母さんにプレゼントしたんだよ。お母さん働いているでしょ。とっても大変だから。

サンタになったこの子は富士川の河原で、白い石をさがして宝物にしています。それは。私達の子供時代のコレクションと同じでした。この子が我が手で握ったオニギリをまぶしく見つめ、今日、私も北風の中、白い石探しを手伝ってきました。「早く春になるといいね。」と、話しつつ。

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