題字「星」333

今年の正月元日の事。炊きたてのご飯の中に一匹の蚊が飛び込んできました。暖かい湯気にひかれたのか飛んで火に入る冬の虫、かかかと子供が笑いました。純白のご飯の中に横たわる黒い蚊はなかなかの存在感で一瞬冬を疑うほどです。
去年も蚊の姿が見られなくなったのは2月の少しの期間だけでしたからこれは重大だと思うのですが、世間でさっぱり話題になりませんから、アレ、蚊は一年中生きていて不思議に思う私がおかしいのかと、考えてしまいます。しかし少し前まで確実に蚊の姿は夏だけのものだったのです。「食事中ごめんと言って蚊をはたく」息子が字余りの俳句を作ったのも夏休みでした。
季節ごとの果物が容易に手に入る昨今でも、蚊に温室はないはずです。では我が家で孵化したのでしょうか?いえいえそれもないのです。花瓶一つない太田家です。やはり地球の温暖化なのか、ゆゆしき問題だと思うのですが、なんと我が町では今朝から雪が舞っているのです。不思議ですねー。

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